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帰国後:特に有益だった授業は? | IE University Japanese Alumni Chapter
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帰国後:特に有益だった授業は?

Feb 14 2019

帰国後:特に有益だった授業は?

 

2018年1月に入学する前に一度対談している3人。その対談から一年以上が過ぎ、無事卒業しました。帰国直後に3人と再会し、役に立った授業について聞いてみました。

 

森さん
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    市川さん
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      中村さん
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        人前に立った時の癖を直す

        森さん: 必修科目のBehavioral Fitnessも良かったですね。毎回いろいろな先生が来てくれて、最初にみんなの前でプレゼンを1分間録画するんですが、人前に立った時の癖や、直さなきゃいけないことが知れて良かったです。人前に立って、録画して指摘されるのって嫌だと思うんですが、最初にガンガン踏み込んで修正すべき点を洗い出すのは、その後人前に立つ場面が多いので、とても有意義でした。

         

         

        フィードバック形式で自己認識

        市川さん: 即座にフィードバックが返ってくる形式の授業は、だいたい良かったですね。2学期の授業でチーム内の良かったところ、悪かったところを話し合いました。最初はみんな渋っていたんですが、踏み込んでいくと自分が見えなかった改善点が見えるし、嫌なことも言わなくてはいけないのでフィードバックするのって結構難しいんです。良い経験になりました。

         

        中村さん: 僕もフィードバックについて印象に残ってることが、3つあります。

         1つ目は、Class Repのタンザニア人のチームメイトから、「Makio(中村さん)は自分をあまり見せない。思ってることを言わない」と言われて、自分ではそんなつもりはないけど、そういう風に見えてるんだと気付きました。自分の考えを言わないと、相手は自分に打ち明けてくれないと感じて信頼関係を壊してしまう可能性があると、気を付けないといけないと思いました。

         

        2つ目は、ペルー人の同級生に何を言っても言い返されることが多かったので、意見を言わないようにしいたら、彼女から「Makioは優しいけど、それだけじゃ上に立てない。もっと厳しいことを言わないとだめだ」と言われました。言い返されるから言うのをやめるんじゃなく、思いを伝え合うことが、あるべきコミュニケーションの姿なんだと思いました。

         

        最後は、ポルトガル人の同級生から「Makioは日本だったら優秀なのはわかるけど、英語力が劣っているから彼自身の学びも少ないし、周りに対しての影響も少なくなる。それはMakioにとっても学校やクラスメイトにとっても良くないと思う」と言われ、それを聞いたアメリカ人のチームメイトが「俺はその意見には反対だ。初日のクラスで、Makioが『英語ができなくて発言できずごめん』ってグループワークで謝ってきたのみんな覚えてるよな。今の状態とどれだけ違うと思う?俺はMakioが英語できないとは全く思わない」って言ってくれたこと。

         

        僕は、どっちの意見もその通りだと感謝しながら聞いてました。英語力は自分の存在感や、周りへの貢献にもつながると思いますが、アメリカ人同級生が英語も含めていろいろなことを学んで成長しにMBAに来てるんだってことを肯定してくれて、とても有難かったです。

         

        ――IEに来るネイティブスピーカーの人たちは、我慢強いというか、色んなアクセントや考え方があるっていう場所に、自分から身を置きに来ている傾向があると思うんです。ポルトガル人の方も角が立つことだけど、はっきり言えるの勇気が凄いですよね。

         

         

        オンラインでオープンな質疑応答

        中村さん: Ignacio Gafoの選択授業、B2B Marketingが構成も良く、全体の質が高かったです。25人くらいの授業でしたが、質問の受け方がオープンで、キャンパスオンライン(学生向けのポータルサイト)にみんなが見られるように貼った質問に教授が回答していくスタイルでした。あと、自分が興味のある会社のバリューチェーンを書かせる課題も、全員が見えるようにしてくれて、勉強になりました。

         

        フレームワークを使うことで体系的な知識も身につく上、ケースで使う会社も、化学や鉄鋼などの素材系からWeb系まで、様々な業種の製品やサービスの事例を使っていて良かったです。Venture Dayの準備と重なって、途中から予復習が十分できなくなってしまったのが心残りです。

         

         

        包括的にマーケティングを学ぶ

        森さん: : Erik Schileのマーケティングの授業は期待通り、生徒からたくさんの意見が上がる中、包括的にマーケティングを学べて良かったです。ノートやホワイトボードも共有してくれて、他の教授より進め方が上手だと感じました。60ページのレポート書くのは大変でしたが、授業内容の総復習になって良かったです。

         

        市川さん: Erikの授業は、テーマに即して最新のケースと昔ながらのケースを織り交ぜて、毎回学びたいことにきちんと合致したケースが選ばれていて、学びに直結しやすかったですね。

         

         

        有意義だったLab Period

        中村さん: 何より、Startup LabとVenture Dayは入学前から一番したかったことなので、心血注ぎました。別記事で詳細に書いているので、そちらもご参照ください。

         

         

        ネットワーキングも楽しみながら頑張っていました。当初の目標通り「誘われたら断らない」をモットーに、他のクラスの人達と仲良くなるいい機会なので、同級生の誕生日パーティにもよく行っていました。

         

        森さん: 中村さんは、凄いんですよ。参加するだけじゃなく、毎回ちゃんと真ん中に入り込んでいるから、WhatsAppグループでも頻繁に名前が出てくるんです。

         

        市川さん: 僕と森さんは、ひたすら寿司パーティやっていましたね。だいたい、全部の週末にクラスの誰かの家で僕が寿司を作る、寿司パーティが入っていました。鶏の照り焼きとかも作っていましたね。お寿司にはだいぶ助けられました。

         

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