Lab・就職活動・IE生活への意気込み
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2019年1月入学の皆さんに、これからIEを受験しようと考えている人や、IEについてもっと知りたい方のために、質問をさせてもらいました。
Why IE?
Aさん: 私はテクノロジー分野を重視している点に魅力を感じました。大部分の人が銀行口座を持たない途上国に駐在していて、そんな国でもモバイルバンキングの普及など、新たなテクノロジーが人々の生活を変えるところを肌で感じることがありました。受験準備を進める中で、テクノロジー対応を中心に据えないで、これからのビジネスモデルは成立しないのでは、という価値観を持つようになりました。
Rさん: IEを選んだのは、3つ理由があります。
- 多様性のある同級生と切磋琢磨するため、一部の国の学生で偏らないヨーロッパの学校の方がアメリカやアジアと比べて良かったから
- 途上国支援の観点で、アフリカやラテンアメリカと地理的言語的に関係の深いスペインとフランスの学校に興味を持ったから
- IEに関わる人教授や卒業生からスタッフまで皆さん魅力的で「ここが自分の場所だ」と強く直感したから
Fさん: 私も私費ですが、私の出願先選びの軸は、自分が主体的に動いてクラスに貢献できそうか、でした。単なるフォロワーになっては海外留学する意味がないと思ったからです。その点、IEは実践型の選択科目が豊富で卒業生も皆とてもオープンな人ばかりだったので、海外経験のない私でもしっかり存在感を出せている姿がイメージできました。特にキャンパスビジット以降は絶対IEに行くんだという気持ちが強くなり、他の学校のことは頭になかったです。
――過去にも日本人学生はClass Repをしたり、地元の日本企業との会合に出たり、クラス内外でしっかり存在感を発揮している印象です。
海外からのMBA受験
――Aさんは海外で、しかもIEオフィスがない国からの受験でしたよね。
Aさん: 仕事や育児に追われて留学準備が予定通り進まず、キャンパスビジットもできない状況でした。バンコクで行われたMBAフェアへの参加、IEのウェブサイトといった限られた機会で得られた情報をもとに準備を進めました。あと、私はIELTSで出願したのですが、テストを受ける国によって、スピーキングの点数に毎回ばらつきがありました。どの国や試験センターで受験すると最高のパフォーマンスを出せるかは、海外駐在されている方には一考の価値があるかもしれません。
Lab Periodはどれを選ぶ?
Aさん: Tech Labを取ろうと考えています。Startup Labは一番IEらしいプログラムですが、自らに起業のアイデアがあるか、仲間を集められるかが判断軸になるのかなと思います。
Rさん: 途上国プロジェクトに関われる Social Impact Lab にするか、 Startup Lab にするか迷っています。入学後にアントレ授業を取る中で決意できると期待して、悩み続けます。Elective 期間は Venture Lab に参加できるかで大きく状況変わりますが、IE最大の強みであるアントレプレナーシップとリーダーシップ関連の科目を取って自分の血肉にすることと、途上国でのテック系スタートアップと関係を作ることに注力したいです。
Fさん: アントレプレナーシップ系とコンサルティング系の授業をバランスよく取ろうと思っています。アントレプレナーシップの授業では、他の同級生と協力しつつ、ビジネスの0から1を作る段階の実践的経験を積みたいです。コンサルティング系の授業では、ビジネスの成長戦略の立て方を体系的に学び、1を10にするための考え方を身に着けたいです。イノベーションを生み出すためにはどちらのスキルも大切だと思うので、両方しっかり学ぶつもりです。
私費生の就職活動
Rさん: 元の会社を休職して来ているのでちょっとアレなんですが、ヨーロッパに軸足を置いて途上国プロジェクトをしている企業やNGO等を幅広く見たいです。夏のインターンで、日本のやり方から離れた環境でチャレンジするべく、授業開始早々にクラスメイトを捕まえて諸外国の事情やコネクションを調査するつもりです。
Fさん: 今のところ卒業後は日本に帰国し、戦略コンサルへの就職を考えています。IEから合格をもらった後、入学前にいくつかのファームのMBA生向け説明会に参加し、2社のサマーインターンに応募し、内定を頂きました。実際にインターンに参加して戦略コンサルの業務が自分と合うかを確認した上で、最終学期にフルタイムの採用枠に応募する予定です。留学中の経験を経て方向転換する可能性もありますが、学校や卒業生からのサポートもしっかりしているのでそれほど不安は感じていないです。
IEに向いてる社費生とは?
Aさん: 学生の多様性の追求をこれでもか、というぐらいにこだわり抜いている大学だと思います。なので、特に決まったタイプの人が欲しいということはないと思いますが、多様性の高い環境をいかに楽しめるか、というマインドは特に重要かもしれません。