歴代卒業生50人に選ばれた唯一の日本人
今年、IEのInternational MBAプログラムは50回目のインテイクを迎えます。1984年の最初のインテイクから現在まで、各インテイクで一人ずつ、世界中で活躍する卒業生を選びました。2016年卒業生からは、泉達也さんが選出されました。IEを通じてキャリアを発展させる、泉さんのストーリーとは。
「私は現在、コカ・コーラ社でマーケティングのStrategic Business Partnerとして、日本と韓国市場を担当しています。会社の人材戦略を統括する傍ら、日本と韓国のマーケティング・リーダーシップ・チームの一員も務めています。
それ以前は、観光業、接客業、不動産開発などを世界的に展開するマレーシアのコングロマリット、ゲンティン・グループの子会社であるゲンティン・ジャパンで、総務部長、および主席私設秘書を務めていました。また、シティグループ・ジャパンではシニアHRビジネスパートナー、ドイツ銀行東京支店ではHRチーフ・オペレーティング・オフィサー、従業員関係責任者、人材開発責任者などを務めていました。
新進気鋭のグローバルリーダーであり戦略家として、学術的な知識を実社会で実践した経験から、多国籍・多文化のビジネスを現代社会のニーズに合わせて変革するリーダーになることを目指しています。日本経済の再生に熱意を持ち、個人を力付けて組織のユニークな個性を称える職場文化を作るために最善を尽くしています。
私が最も誇りに思っているのは、会社の価値観や信念を増幅させるような、人的資本と組織開発の戦略を実践し、社内で定着させたことです。最近では、コカ・コーラ社で「Emerging Stronger」と題した組織と企業文化の変革を主導し、会社の行動原理やメッセージを多様で拡大し続ける利害関係者に伝え続けていく、会社の代弁者としての役割を果たしました。また、数々の雇用関係の取り組みに着手することにも貢献してきました。ドイツ銀行グループ在籍時には、LGBTQや従業員の権利をより重視するために「ダイバーシティ・フォーラム」を開催しました。」
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元の記事はこちら:
https://www.ie.edu/imba-transformational-leaders/eventos/tatsuya-izumi