
MBAとData AnalyticsのDual Degree
目次
2023年9月よりInternational MBA とMaster in Business Analytics and Big Data(MBD)のDual Degree Programに在籍されている北川さんが、学校生活について教えてくださいました。
文系出身者でも入学可能な公式学位の修士号。QS世界ランクは2024年現在世界8位。フルタイムでマドリードででも、オンラインで日本からでも取得可能。MBAとのDual Degreeでの取得する場合、同時取得ではなく、MBA→MBDの順に2年かけずに2つの公式学位を取得可能。MBAプラスαが必要な方にお勧めの人気プログラムです。
MBA前のキャリア
政府系金融機関、VC、事業会社と金融のバックグラウンドで経験を積んできました。このままキャリアを築いていくつもりでしたが、実家に帰省した際に父から家業を継いでほしいと言われ、家業を継ぐことを決意しました。IE卒業後は家業に入り、既存事業の拡大および新規事業の創出に取り組む予定です。
Why IE?
①ファミリービジネス
家業の承継を見据えたMBA留学なので、ファミリービジネスの承継を考えている学生や知見が豊富な教授が集まる環境を重要視していました。
②アントレプレナーシップ
家業にて新たな事業の創出が必要と感じていたため、事業創出に対するマインドセットが醸成できるIEのプログラムがとても魅力的でした。
③Business AnalyticsとのDual Degree Programの存在
今後の経営者にはデータに基づいた意思決定スキルが必要不可欠になると考えたこと、家業の既存事業拡大にはデータ分析スキルが必要になると考えたことを踏まえ、Business Analyticsも学べるDual Degree Programが自身に相応しいと感じました。
④立地
これはプラスαな部分ではありますが、スペインは過去に旅行で訪れたことがあり、晴天が多くカラッとした気候やお米を食べる食文化が自分に合っていることもIEを選ぶ決め手になりました。
IE入学後の印象・感想
入学後もIEの選定理由とのギャップはなかったです。プログラムをはじめ、起業を何か特別なものではないものとして捉えられており、起業をサポートする環境が整っていることを実感しています。これまでの海外経験は旅行程度しかなかったこともあり、毎日が刺激的で充実した留学生活を送っています。
一方、国籍は非常に多様であるものの、スペイン語話者が学生全体の約40%を占めていることから、スペイン語での会話が自然と発生しがちなところは、予想と違って少し戸惑うこともありました。今は「カオスな経験ができているんだ」と全く気にならなくなっています。
刺激を受けたクラスメートや授業
国籍もバックグラウンドも非常に多様な人が集まっており、これまで出会ったことがないタイプの人ばかりで、とても良いクラスメイトに出会えたと感じます。また、競争的ではなく協力的な人が多いところも、プラスの意味でギャップがありました。
授業はまだTerm 1しか経験していませんが、これまでの授業のなかでPublic Speaking Strategiesという授業が印象的です。学生一人ひとりのスピーチをビデオカメラで録画し、それをみんなで見ながら改善点を議論するというものです。なかなか小恥ずかしいものですが、ここでもらった身振りや姿勢に関する指摘は、今でも意識しながら他授業のプレゼンで活かしています。
また、プログラム開始と同時に割り当てられたグループにイスラエル出身のメンバーがおり、これまで遠い国の出来事と思っていた国際情勢が一気に身近なものとなったことは何ごとにも代えがたい経験でした。
マドリード生活について
IE周辺で一人暮らしをしていますが、治安が良くて驚きました。IE周辺ならば、夜遅くでも歩けます。また、マドリードは軟水でバルセロナは硬水であることをマドリードに来てから知り、マドリードで良かったと感じました。特段問題なく水道水をガブガブ飲んでます!
受験生へのメッセージ
留学生活は授業だけではなく、クラブ活動やその他多くの課外イベントがあります。他のスクールの話を聞いているとIEは比較的時間を作りやすいので、自分でどんどん行動できる人がフィットすると感じます。もしIEに興味を持ちましたら、ぜひIE Japan Officeに連絡をしてみてください!受験に関することや学校生活などの不明点であれば、私も微力ながら協力させていただきます!