
コロナ禍の留学 ファミリービジネス承継を目指して
目次
コロナ禍の留学シリーズ第8弾は、2021年9月International MBAに入学されるShinさんのお話を伺いました!
Why IE?
⽗親が会社を経営しており、幼少期より⾃分でビジネスを持つことに興味がありました。⾃分でビジネスプランを考えるにあたり、MBAの教授の講義を受けたり、⽇本のMBAに参加させていただく中で、実際に⾃分もMBAで学びたいと思うようになりました。
IEを志望した理由は以下の通りです。
- アントレプレナーシップに⼒を⼊れていること コア科⽬も含めて全ての授業で起業家として考え、⾏動することが奨励されており、⾃分の学びたいことやキャリアプランとフィットしていると感じました。またStartup LabやVenture Labを通してリアルな起業を学ぶことができ、実際に起業できることも魅⼒に感じました。
- 国籍、職歴共に多様性のある環境(同級⽣、教授、アルムナイ)
- 親切で魅⼒的かつユニークなキャリアを歩まれているアルムナイの⽅々 受験にあたりアルムナイの⽅々にお会いしましたが、みなさん親切かつユニークで⾃分もIEコミュニティに⼊りたいと強く思いました︕
――併願校
IESE、Babsonを受験していました。
合格までのプロセス
〜2019年 Web TOEFL にてTOEFL対策、2018年途中よりシンガポール⽀店配属となり⼀時TOEFL対策中断
2019年12⽉ USCPA合格後MBA受験開始、Andy先⽣の勉強会参加
2020年2⽉ TOEFL100点獲得しGMATの勉強に移⾏(濱⼝塾)
2020年12⽉まで GMATを勉強するも思うように点数が伸びず、かなり遅れてエッセイ着⼿
2021年1⽉ ieGAT受験、アプリケーション提出(他校含む)
2021年2⽉ インタビュー実施 約1週間後IEより合格通知を受け取り受験終了
――TOEFL
TOEFLは⼤学卒業後から勉強しており、Web TOEFL で学習後、Andy先⽣の勉強会に参加しました。周りの受験⽣が⽐較的早くWritingの点数が安定していましたが、私はWriting対策を後回しにしたせいで最後まで安定した点数が取れず、総合点で伸び悩みました。アウトプット系は対策をすれば⽐較的容易に点数が上がるため、早めに対策することをお勧めします。
――GMAT
濱⼝塾を利⽤しました。2回⽬で600点代中盤を取りましたが、その後伸び悩み⽬標の700点は未達に終わりました。3回⽬に⽬標点数が取れなかった時点でGREへの切り替えを検討するべきであったことと、GMATの点数を上げることに固執し、エッセイの取り掛かりが12⽉からと遅れてしまったことが反省点です。
――エッセイ
エッセイはSamのサービスを利⽤しました。Samは繁忙期でも対応が早く、年末年始の忙しい時期にも親⾝に相談に乗ってくださり⼤変助かりました。
――インタビュー
インタビューについてはMatthewとメインで練習を⾏いながら、引き続きSamとも⾏いました。Matthewの協⼒のおかげで⾃信を持って当⽇のインタビューに回答することができました。
地⽅銀⾏に勤務しており、⾝近にMBAホルダーや受験者がおらず、相談などが出来なかったため精神的に苦労しました。特にコロナ禍でオフラインのイベントや予備校の授業等も開催されず、受験仲間を作ることが出来なかったのが残念でした(合格後に知り合った同期達はTwitterを利⽤して、受験仲間を⾒つけていたようでした)。
しかし、コロナ禍で飲み会の誘いなどが激減し、断ることも容易だったため、受験勉強という意味ではやりやすい1年だったと思います。
コロナ禍受験のモチベーション維持
モチベーションが下がった時でも、勉強を継続できるように「習慣化」には⼒を⼊れました。受験勉強開始前に、習慣化に関する書籍を読み、モチベーションの上下に関わらず、勉強を継続できるように⽣活リズムを整えました。そのお陰で平⽇約5時間、休⽇約10時間の勉強を確保することができました。
しかし、受験後半になり思うようにGMATの点数が上がらない時はかなりのストレスを感じました。そのような時は学校のHPを⾒て、⾃分がそこで学ぶ姿や⽣活をイメージしながら、なんとかモチベーションを維持しました(IE Japanese Alumni Chapterには何度も助けられました︕)。
IEでの留学に期待すること
IEはご存知の通りアントレプレナーシップに⼒を⼊れている学校であり、アントレ関連の授業での学びはもちろん、教授や同級⽣などから「起業家」としての考え⽅や⾏動について学ぶことを楽しみにしています︕授業に留まらず、MBAを通して知り合う同級⽣やアルムナイ、他校⽣との繋がりを活かし、実際に起業につなげられればと考えています。
またファミリービジネスを承継する可能性もあるため、ファミリービジネスを持つ同級⽣とのディスカッションやネットワークにも期待しています。
上記に加え、晴天が多いマドリード での⽣活もとても楽しみにしています(個⼈的には天候も重視していました)。キャンパス徒歩圏内に住み、同級⽣と切磋琢磨できる環境もIEの魅⼒の⼀つだと思います︕
受験生へのメッセージ
MBA受験は精神的に⾟いことも多くストレスを感じることが多いと思いますが、⾃分のやってきたことを信じて頑張ってください︕︕そしてIEに興味を持ってくださった⽅がいれば、是⾮Japan Officeやアルムナイの⽅々に連絡をとってみることをお勧めします。微⼒ですが、私もIEに興味を持っていただいた⽅々にご協⼒できれば幸いですので、何かあれば是⾮ご連絡ください︕
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