コロナ禍の留学 Dual Degree取得を目指して
目次
コロナ禍の留学シリーズ第2弾は、2021年1月よりInternational MBAとMaster in International DevelopmentのDual Degreeを取得されるYokoさんにお話を伺いました。
IEを選んだ理由
国際開発の分野に進みたかったので、多様性のある国かつ、言語も英語以外の土地を検討し、フランスかスペインの2択で大学を絞っていました。それぞれの国の大学院のアドミッションや卒業生の方々と話した結果、私のフォーカスしたい分野と整合したDual Degreeを提供していて、校風も独創的でパワフルなIEに惹かれ、ほぼ単願で受験しました。
コロナ禍に留学を決行した理由
私の進みたい分野における就活事情を踏まえ、自身の年齢を考えた時に、卒業後の就活で少しでも若い方が有利になると考え、できるだけ早いタイミングでのプログラム開始を決意しました。また、こういった時期だからこそ、あえて動いた方が学ぶ機会が多いと直感的に感じたことも当初予定通りの決行を決意した理由です。
IEでの留学に期待すること
期待していることは挙げるとキリがないのですが、自分がこれだけは実現したいと思っていることは3点あります。
1点目は、国連関連機関の方々やSDGs・社会起業に興味があるグローバルな学生とのネットワークです。受験中に、いくつか実際の教授の授業や卒業生主催のウェビナーに参加できたのですが、その時からSocial Entrepreneurshipの文脈での授業が多く、参加している学生らも既にNGOでの勤務経験や社会起業したことがある人が多くいました。また、Startup labやSocial Impact labも役立つと思っています。
2点目は、Dual Degreeだからこそできる修士論文/リサーチの側面です(IEはDual Degreeが充実しているので、今後受験される方は、ぜひ検討されることをお勧めします)。社会人になってから、自分の知的好奇心に素直に何かを追求できる機会はそうそうないので、「学生」という身分をしっかり使って、自分の知識と思考を高めたいと思っています。また、リサーチするにあたりデータ分析が必要になるのですが、IEはBig dataの修士もあるので、関連するクラブに入って、統計学やデータ分析などハード面でのスキルも身に付けたいと思っています。
最後に3点目、やはり食文化にはとても期待しています。食は人を繋ぎますし、特に年齢を重ねていく上で、ビジネスとアカデミック一辺倒でなく人間としても深みも出していくという大義と、単純に美味しいものやワインが好きという自身の趣味を堪能するという2つの理由で、現地の食材や調理法を学び、ワイナリーやオリーブ畑巡りをしたいと思っています。
留学後のキャリア目標
留学後は、環境関連と途上国開発関連の投資業務や市場創生に携わりたいので、国際機関や地域開発銀行、政策系のシンクタンクなどへの就職を志望しています。同じサステナビリティとファインナス分野でも政策をしたいのか、投資をしたいのか、もしくはスタートアップなどで手触り感を持ちたいのかは、留学中に色々なプロジェクトを経て、自分の適性を再認識した上で、見極めたいと考えています。基本路線は持ちつつ、実際は色々とみてから決めたいなと思っています。
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